”明日も幸多”の呟き

作文の練習と日記

介護職を目指す留学生に感謝!

ペンネーム「明日も多幸」です。

 

こんな記事がありました。

■心の豊かさを第一に目標を立てると幸福感が上がる。

 

『科学的に幸せになれる脳磨き』を著した脳科学者が、脳科学的に正しい目標設定法を解説する。

 

「お金を第一」に考えた人たち(たとえば「6カ月後までに◯◯円の売り上げを達成する」)は、結果的にお金が得られても得られなくても幸福感が下がっていき、「心の豊かさを第一」に考えた人たち(たとえば「地域の人5000人を笑顔にしたい!」)は結果的にお金が得られても得られなくても幸福感は上がった。

 

一言で言うと「理念が大事」でしょうか。

そこでわたくし、日本語教師として理念なるものを作ってみました。

 

◇存在意義
 学習者の夢実現支援者。
◇ヴィジョン
 学習者が支払っている授業料の99倍の価値がある授業を行う。
◇ミッション
 学習者のできることを気づかせる。
◇価値観
 敬意 誠実 情熱 多様性包括 好奇心

 

留学生に日本語を教えています。

多くの学生はバイトが忙しく、夜勤明けで学校に来る学生もいます。

日本語教師なりたてのときは、

「学校に何しに来るんだ。寝に来るのなら国に帰れ!」と叫んでいました。

 

最近は彼らにはまず「敬意」を払わないといけないと思っています。

ーー◇価値観にあげた「敬意」です。ーー

なぜなら、アメリカ、中国ではなく、彼らは日本を選んでくれたわけですから。そして、日本人が集まらない仕事をしてくれているのですから。

 

彼らに、日本に違和感を覚えることは何か聞いてみました。

いろいろありました。「どうして親の面倒を見ないのか。わたしの国では子供が親を面倒見るのは当然」と言う意見が多くありました。これは、面目ない。わたしも親の面倒は見たくない。

 

そして、「日本人が世話しないのなら自分たちが代わりに見てあげる」ということで、かなりの学生が介護の専門学校に進学してくれるのです。何と有難いことでしょうか。

 

介護職は給料が少ない、仕事がきついにも関わらず、目指してくれる。他人を助けるという「心の豊かさ」を目標に持っている学生たちをわたしは応援、支援します。

彼らが将来介護職についたとき幸福感が増すことを切に祈ります。

 

最後に、わたしの授業もちゃんと聞いてね。

 

終わり