「自己決定」が幸福度を上げる
ペンネーム 「明日も幸多」です。
こんな記事がありました。
神戸大学社会システムイノベーションセンターは、国内2万人に対するアンケート調査の結果、所得、学歴よりも「自己決定」が幸福感に強い影響を与えていることを明らかにしました。
この「自己決定」とは何だろうか。
例えばこういうこと?
クラウドワークスに掲載されている仕事 報酬文字単価 0.2円。3000文字の記事を書いても600円。記事作成の時間どれくらいかかるか。私には到底無理だとしても1時間でできたとしても、時給600円。最低賃金を下回る。
一方自分のブログ。別に頼まれたわけでもないのに、毎日1本書いている。どのくらいの時間がかかっているのか。昨日書いたブログは調べ物が多かったので、2時間くらいかけた。当然収入ゼロ。これ「自己決定」。
たとえ時給600円でも収入ゼロと比べると経済的にはいい。しかし、気分的にはよくない。自分のブログ作成は「自己決定」、好きでやっている。
私は日本語教師。「この日は教科書のここを教えてください。1コマ1,800円です」。教案を作成する時間については無償。学校から教案を作れとも言われていない。教案を作るか否かは「自己決定」。
無対価ー非「自己決定」業務
しかし、「授業で行った試験の採点を授業後にしてください」、「それに関する対価はなし」と言われると、何でただ働きをしないといけないのかと反発する。これ『無対価ー非「自己決定」業務』。
新年に会った義理の兄がこんなことを言っていた。「テスラの株をもっと保有していたらもっと儲かっていたのに。彼がアップルの方が儲かるというので、売ってしまった」と。これ非「自己決定」。もし「自己決定」していれば、悔しさ2分の1だろう。
幸福度を上げるには
幸福度と関係する要因は他にある。例えば所得。所得をあげるのは、なかなか難しいが、この「自己決定」は心の持ちよう。安く簡単に幸福度を上げるには、「自己決定」を増やせばいい。
終わり